『他人の手帳は「密」の味: 禁断の読書論』
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2071冊に綴られた人生の断片をひもとく
◎尾崎世界観さん(クリープハイプ)推薦!
「他人の手帳の中にいる誰でもない誰かが、『私』が何者か教えてくれる、と
この本が教えてくれる」
記録のための日記だけでなく、読み物としての日記エッセイまで、今や空前の日記ブーム。一般人の日記や手帳を2000冊以上収集、展示する活動を行い、メディアで話題の「手帳類図書室」代表が、手書きの記録を読む魅力を掘り下げます。
収集された手帳類に綴られるのは、
小さな決意や、自らを鼓舞する言葉、後悔の念などさまざま。
本来は他人に読まれる前提では書かれていない記録と1冊ずつ向き合う時間には、
人生の断片の言葉に寄り添い、書き手と対話する密やかな愉悦があります。
《同じ内面を綴るのでもSNSと手帳とではどう違うのか。生成AIが文章を書く時代に人間が手で書く意味とは何か。手帳を読む体験が、実は現代社会や現代に生きる人々を理解する鍵だと感じてもらえたら嬉しい》(「はじめに」より)
今を生きる誰かが書いた手帳類を読みこむうちに感じられる「その人らしさ」の源は何か。
市井の人々が残す小さな歴史との向き合い方の深淵に迫る異色の読書論。
【編集担当からのおすすめ情報】
他人の日記や手帳を読むことは、通常の「読書」とは全く異なる体験です。
人に読まれる前提で書かれていないので、起承転結がそろったストーリー展開があるわけでもないですし、
そもそも白紙のページのほうが多いこともあります。
それでも、日記や手帳の「向こう側」にいる書き手の体温を感じながら対話するような、緊張と静かな興奮をともなう、唯一無二の体験となることでしょう。
この「なんともいえない面白さ」がどこから来るのか、
「私的さ」というキーワードを軸に、志良堂さんと探究する一冊です。
手書きの記録の放つ魅力を追いかけながら、深い森の中に分け入っていくような気持ちでお楽しみください。